画像版　OK　231127　当事者照会に対する回答　小島啓二上席訟務官　岡部喜代子訴訟　新城博士裁判官

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東京地裁令和５年（ワ）第１４６０３号　「訴訟手続きの違憲を原因とした契約違反」を理由とする不当利得返還請求事件

原　告　　　

被　告　　国　（岡部喜代子訴訟）

当事者照会書に対する回答書（岡部喜代子訴訟）

令和５年１１月２７日

照会者（原告）　上原マリスス　殿

回答者（被照会者、被告）国

指定代理人　

小島敬二上席訟務官

鈴木宏美訟務官

□　OK　当事者照会書に対する回答書（岡部喜代子訴訟）＜２ｐ＞

貴殿から送付された昭和５年１０月２４日付け「当事者照会書（岡部喜代子訴訟）」（以下「本件当事者照会書」という。）による照会に対し、下記のとおり回答する。

の、略語等は、本書面で用いるもののほか、被告準備書面の例による。

記

第１　回答

当事者照会書記載の各照会事項に対する回答は、いずれも差し控える。

第２　理由

理由は、照会の必要性を「証人尋問の請求をするため」である旨述べるが、本件当事者照会書記載の各照会事項は、いずれも本件訴訟の争点である、原告が納付した本件事件の申立ての手数料が被告（国）の不当利得であるか否かについて、「　主張　又は立証を準備するために必要な事項　」（民事訴訟法１６３条柱書本文　）とは認められないため。

以上

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（当事者照会）

第百六十三条　当事者は、訴訟の係属中、相手方に対し、主張又は立証を準備するために必要な事項について、相当の期間を定めて、書面で回答するよう、書面で照会をすることができる。

ただし、その照会が次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。

一　具体的又は個別的でない照会

二　相手方を侮辱し、又は困惑させる照会

三　既にした照会と重複する照会

四　意見を求める照会

五　相手方が回答するために不相当な費用又は時間を要する照会

六　第百九十六条又は第百九十七条の規定により証言を拒絶することができる事項と同様の事項についての照会

以上