290329_1615 弁護士から 尋問事項(原告に) #N母訴訟

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平成27年(ワ)第36807号 損害賠償請求事件 民事第4部ろB係
#渡辺力 裁判官 #細田良一 弁護士 

尋問事項
 原告本人 izak
主尋問  30分
反対尋問 15分

この陳述書は、あなたの述べたことを代理人がまとめ、あなたが確認して署名押印したもので間違いないですか。

今修正したい点はありますか。

早速ですが、被告とあなたの間でどのような出来事があったかを順を追ってお聞きします。
4月の、N君入学当初の被告とのやりとりは連絡帳が中心でしたか。

連絡帳は葛飾特別支援学校で他の生徒が使っているものと違いましたね。

どのような経緯で違うものを使う事になったのですか。

葛飾特別支援学校で他の生徒が使っているものと比べて、どのように違ったのですか。

被告は、様々な要望をしてきたということをあなたは主張していますが、まず入学当初ころにはどのような要望あるいはやりとりがありましたか。

手をつなぐことについて指摘されたことがありましたか。

入学していつ頃のことでしたか。

あなたがN君とこの時手をつないでいたのはどのような理由からでしたか

被告に指摘されてから、N君と手をつなぐことはありましたか。

N君は砂いじりや歩くときに足元を蹴飛ばして歩く癖があり、被告は注意してほしいと要望していましたね。

あなたはどのように対応していましたか。

被告が砂いじりや蹴飛ばして歩く癖について注意してほしいと連絡してきたことは何回くらいありましたか。

あなたは、被告に砂いじりなどの感覚遊びは完全になくなるものではないと伝えたことがありますね。

あなたは被告が砂いじりなどを完全に無くすことを要望していると受け取っていたのですか。

N君はハンカチを噛む癖があり、被告はこれをやめさせたいとのことで、学校での指導を要望することがありましたね。

ハンカチを噛んでいないか被告が学校に来てN君の様子を抜き打ちで見て注意するという連絡を受けたことがありますね。

学校でのN君の生活について、保護者がこのような関わり方をすることはよくあることなのですか。

5月に入って、家庭訪問がありましたね。

家庭訪問の際に、被告は何か要望を述べていましたか。

被告の要望に対しては、まず家庭訪問の場ではどのような対応をしましたか。

あなたと千葉教諭の間で、N君の一人通学指導の可否について確認をしましたか。 具体的にはどのように千葉教諭とやりとりがありましたか。

その後被告から一人通学について、再度要望がありましたか。どのような態様での要望でしたか。

これに対しては誰が、どのように対応しましたか。

被告は、あなたの回答を受けて、結局一人通学に関しどのようにするとのことでしたか。

それは連絡帳に書いてあったのですか。口頭でもやりとりがありましたか。

被告は、この5月下旬のやりとり以降、あなたに対して以前と違う態度をとるようになりましたか。

具体的に、被告があなたに対してどのようなことを行うようになりましたか。

あなたの体調に変化はありましたか。

その後の、6月6日ころ、副学校長があなたに校長室に被告が来ていることを伝えに来たことがありましたね。

被告は校長室に来てどのような様子だということでしたか。

被告が校長室へ直接要望しに行ったことを受けて、学校長と副学校長とあなたで、被告の要望について校長室で話をする機会がありましたね。

学校長らとあなたの間でどのような内容の話をしましたか。

6月15日ころになって再度学校長らと校長室で話をしましたね。

学校長からはどのような話がありましたか。

学校長は、なぜ一人通学指導を開始することを決めたのかあなたに説明しましたか。

被告は6月6日以降、6月15日ころまでの間も校長室へ行って話をしていましたか。

6月19日ころ、被告が朝の時間のN君への指導を自分で行うことを宣言しましたね。

19日以前は、N君への朝の時間の指導をしていたのは主にあなたですね。

あなたは朝の時間の指導では主にどのようなことをしていたのですか。

被告は朝の時間の指導についてどのような要望を述べあるいは不満を持っていたましたか。

被告はあなたの指導内容をどのようにして知っていたのですか。

6月19日ころ、あなたの体調はいかがでしたか。

6月21日ころ、あなたの連絡帳の記載に不満を持った被告が校長室へ行くことがありましたね。

あなたは、被告が校長どのような不満を述べたと聞いていますか。
この件をきっかけに、あなたは校長らからN君の指導から完全に離れるよう指示されましたね。

N君の指導を離れてからしばらくの間の体調はいかがでしたか。

7月に入って、あなたは学校長らに呼ばれてあなたの授業観察と面談を行うことを伝えられましたね。

学校長らによれば、なぜあなたに対して授業観察や面談を行うということでしたか。

この当時、被告があなたについて校長らにどのような要望をしていたか聞いていますか。

N君の1学期のまとめからあなたの名前が削除され これは、被告の要望を受けてのことでしたか。

被告はどのような手段で、学校長らに今言ったような要望を伝えているときいていましたか。

7月以降、授業観察と面談が始まり、さらに学校長らからは課題提出の指示も出されましたね。

7月ころのあなたの体調はいかがでしたか。

結局、あなたは8月●日以降病休となりましたね。

その後あなたは病休からは●月●日に復帰しますが、あなたのお母さんの認知症が進んでいたこともあって定年退職となった3月末まで介護休暇を利用していますね
病休後に復帰してからの体調は如何でしたか。

病休から復帰後も被告の顔が頭に浮かんで離れないということがあったのですね。

この頃被告との接点はあったのですか。

被告の影響は生徒たちを通じてあったということですか。

具体的には、どのようなことがありましたか。

体調面から見ると、病休をとることも考えられたのですか。

介護休暇を選んだのは、事務の方と相談して病休中に介護をすることが病休の目的に沿わない可能性があると指摘されたからですね。

最後にあなたは精神面や体調面が悪化したとのことですが、一番辛かったのはどのようなことだったか教えてください
話は変わりますが、あなたが高校に当たる葛飾特別支援学校の教員として、生徒の指導上一番重要だと考えていたことは何ですか。

障害のある生徒にとって進路の決定はどのように重要なのですか。

被告は、N君の進路として作業所を希望していましたね。

作業所への入学には一人通学ができることがメルクマールだったのですか。

あなたの経験上、N君の障害の内容から見て、作業所に入ることを目指した場合どのようなことが起こると予想されましたか。

あなたがN君の担任をしたのは高校1年時に当たる時期ですが、潜在的には進路に対する考え方が被告と異なっていたということですか。

以上


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